ペットと一緒に住みたい!

日本人のライフスタイルの変化等によって、近年ペットを飼う方が増加し、それに伴い、ペットと一緒に住めるお部屋を探している方も非常に増えています。
ペットと一緒に住みたい場合は、いわゆる「ペット可物件」を探さなければならず、仮にペット可でない物件でペットを飼うと、契約違反となり、貸主(大家さん)の忠告に従わない場合は、最悪、契約解除されることもありますので注意しましょう!
ペット飼育可物件は少ない | |
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ペットを飼いたい人が増えているにもかかわらず、まだまだ日本の集合住宅では「ペット飼育可」のお部屋は少ないのが原状です。
なぜ日本の集合住宅では「ペット飼育可」の物件が少ないのでしょうか?
■ペット飼育可の物件が少ない理由
◎衛生上の問題
◎泣き声がうるさい
◎ペットアレルギーの人が世の中にはいる
◎ペットが嫌いな人がいる
◎住居の痛み、汚れが早くなる
◎管理が大変
以上のように、他の入居者に迷惑をかけ、トラブルとなる可能性が高く、痛みが早くなれば貸主(大家さん)としてもお金をかけなければならなくなり、不動産管理会社としても清掃などの管理が大変になるので、ペット飼育可の物件はなかなか増加しないのです。
都内などでは需要が多いことから徐々にではありますが、「ペット飼育可」の住宅(マンション・アパート)も増えてきていますが、それでも賃貸住宅(マンション・アパート)全体から見れば10%にも及ばないのが原状です。
ペット不可のお部屋でペットを飼った場合 | |
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通常ペット飼育不可の物件の場合、禁止事項として、「犬、猫、鳥等のペットの飼育をすること」などとなっていると思います。
禁止されているにもかかわらずペットを無断で飼っことがバレた場合でも、即刻、契約解除となり退去しなければならないわけではありませんが、貸主(大家さん)、不動産管理会社から再三、忠告があったにもかかわらず、その忠告に従わなかった場合は契約解除され、退去しなければならなくなる可能性が高くなります。
ペットの種類にもよると思いますが、ペット飼育不可の物件の場合、「音(泣き声)・ニオイ」などで他の入居者に気付かれる可能性が高く、気付かれた場合、まず間違いなく貸主(大家さん)、不動産管理会社に知らされると思いますので、バレないと思ってもかなりの確率でバレると思います(ニオイなどで退去時にバレることも多い)。
またもしも契約違反した場合は、違約金を請求される場合もありますし、退去時の原状回復費用にも大きく影響することが考えられますので注意しましょう!
ペットの範囲は? | |
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ペットといっても、
・犬

・鳥(インコ)
・熱帯魚
・爬虫類(イグアナ、カメ、ヘビ、トカゲなど)
・小動物(ハムスター、フェレットなど)
などさまざまです。
ペット飼育可といっても、飼えないペットもありますので必ず確認しておかなければなりませんし、逆にペット飼育不可の物件の場合でも、熱帯魚などは飼えることが多いので、必ず契約前に確認しておきましょう!(自己判断ではなく、必ず確認を取りましょう)
ペット飼育可の物件を探す | |
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ペットを飼いたい場合は、当然「ペット飼育可」の物件を探すこととなりますが、ペット飼育可の物件といっても、ペットの飼育を単に認めているだけの物件なのか?ペットと住むことを前提に建てられたペット共生マンションなのか?に分かれます。
いずれにしてもインターネットの賃貸住宅検索サイトなどでは、「ペット可」物件を条件として探すことができると思いますので、まずはこれらを利用して探してみましょう!
■ペット共生マンション
最近増えてきたのがこのタイプのマンションで、マンションの入り口付近にペット専用の洗い場やトイレがあったりしますが、その分、家賃の相場は高めに設定されています。
■ペット飼育が認められている物件
単に貸主(大家さん)がペットの飼育を認めているという賃貸住宅で、入居者全員がペットを飼っているわけではありませんので、他の入居者に迷惑をかけないように注意して生活しなければなりません。
またペット不可となっている場合でも、築年数が古い物件などで、なかなか入居者が決まらないような物件は交渉次第でペットの飼育を認めてくれる場合もありますので、どうしてもペットを飼いたいという方は、そのような物件を探してみるのもいいかもしれません。
ペットが飼える物件でも契約内容は必ず確認する | |
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ペットを飼える物件でも、契約内容は必ず確認しましょう!具体的には以下の事柄をチェックしておきましょう。
■飼えるペットの種類と数
犬は飼えても猫は飼えない物件もありますので、自己判断で飼うことはやめましょう。
またあまりにも多くの種類や数のペットを飼うのは禁止している場合もありますので、このことについても確認しておきましょう(例えば犬を何匹まで飼ってよいのか?犬と猫1匹ずつ飼うことも可能か?など)。
■敷金
ペットを飼うと、「汚れ・ニオイ」などが退去時に残っている可能性が高くなり、原状回復にかかる費用が一般の住宅よりもかかることが多いので、契約時に預ける敷金も「1-2ヶ月分程度」、多めに預けることが一般的となっています。
この場合、特約等で「ハウスクリーニング(ルームクリーニング)・クロス張替え・消毒・消臭」等について記載されている場合は必ず確認し、退去時にどれほど借主(入居者)が負担するのかを確認しておきましょう。
■ペットの飼い方について
ペットを飼える場合でも、他の入居者はもちろん、近隣の方にも迷惑をかけないようにしなければなりません。
そこで契約書等で、飼い方について、またどのような場合にペットが飼えなくなる可能性があるのかなども記載されていると思いますので、必ず確認しておきましょう。
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