入居申込みと申込金・預かり金

賃貸住宅(マンション・アパート)の入居申込
お部屋を見て気に入り、その部屋を借りたいと思った場合は、「入居申込み」をすることとなります。


入居申込は、「その部屋を借りたい」という意思表示ですが、入居申込みを行ったからといって必ず部屋が借りれるわけではありません。


入居申込があれば、入居申込者、及び連帯保証人について簡易な審査が行われ、問題ないと大家さん(不動産管理業者)が思った場合に「貸しましょう」となり、賃貸借契約を結ぶこととなるのです。


流れ的には以下のような感じとなります。


部屋を見る(賃貸住宅の探し方

入居申込み

入居審査

重要事項説明

賃貸借契約

引越し


入居申込は提示された条件で部屋を借りたいという意味ですので、家賃などの条件を交渉したい場合は、入居申込みする前にお願いしましょう!


 入居申込書



入居申込書の形式は不動産管理業者、物件によってさまざまですが、一般的には以下のような事柄を記入して提出するようになっていますので、あらかじめ連帯保証人については聞いておき、借りたい部屋が見つかった場合にはすぐに入居申込みができるようにしておきましょう!


■入居予定者について


・職業
・年収
・現住所
・年齢


■連帯保証人について


・職業
・年収
・現住所
・年齢
・入居予定者との関係


 申込金・手付金・予約金・預かり金・内金について


申込金・手付金・預かり金
入居申込み時に「申込金・手付金・予約金・預かり金・内金」という名目で金銭を要求される場合がありますが、賃貸住宅で契約成立前の入居申込みをするために必要なお金は「申込金・預かり金」などといった名目でなければならず、これらの名目のお金は審査が通った場合は契約する際の契約金の一部に充当されるお金ですので、もしも審査に通らなかったり、審査に通ったがキャンセルする場合でも全額返金されるお金でなければなりません。


一方、手付金とは、不動産の売買契約で代金の全部、あるいは一部として、契約締結後、物件の引渡しまでの間に支払うお金のことで、「買主は契約金を全額支払う前、または売主が履行に着手する前であれば手付金を放棄すれば一方的に契約を解除することができ、売主は買主が履行の着手をする前であれば、受け取った手付金の2倍を支払えば理由の如何を問わず一方的に契約を解除することができるお金(解約手付)」のことです。


賃貸住宅でも契約締結後、物件の引渡しを受けるまでに不動産業者から手付金を要求される場合がありますが、一般的に賃貸住宅では手付金を要求することは少なく(契約時に契約金を全額支払ってもらうことが多いため)、知識のない不動産業者が入居申込み時に要求する「申込金・預かり金」と混同して手付金と言っているケースが多いようなので、必ずどのような名目のお金で、審査が通らなかったり、キャンセルした場合は全額返金されるのかを確認しておかなければなりません。


まとめると・・・


入居申込み時に支払うお金⇒「申込金、預かり金


契約締結後、物件の引渡しまでに支払うお金⇒「手付金


となりますので、入居申込み時に手付金を要求すること自体がおかしいのです(知識のない不動産業者が多いのです)。


ただ近年、都内などでは「名目の如何にかかわらず預かり金を受領してはならない」と指導されており、仮に入居申込み時に「申込金・預り金」等を受領した場合でも、「宅建業者が預かった預り金は返還を拒んではならない」とされています。


物件によっては入居申込み時に支払う「申込金」が、審査が通れば「手付金」となる場合もありますので、必ず事前にキャンセルした場合に返還されるのかを確認しておきましょう。


■入居申込時に金銭を要求された場合の注意点


どのような名目「申込金・手付金・予約金・預かり金」のお金なのか?


審査が通らなかったり、キャンセルした場合は全額返金されるのか?


領収書ではなく預かり証などを必ず発行してもらい(領収書に書いて貰う場合は預かり証と加筆訂正して貰いましょう)、「名目・預ける期間・担当者名・金額」はもちろん、審査が通らなかったり、キャンセルした場合でも全額返金される旨を記載してもらうと安心


申込金、預かり金の額は特に決まっていませんが、「家賃の1ヶ月分」が相場


賃貸住宅の場合でも、契約締結後、物件の引渡しを受ける前に手付金を支払っている場合、借主の都合でキャンセルする場合は手付金は返還されませんし、契約内容によっては違約金を請求されることもあり、また貸主(大家さん)が履行に着手している場合はキャンセルできませんので注意しましょう!(履行の着手とは賃貸住宅の場合、借主が契約金全額を支払っている場合や、カギの引渡しを受けている場合など)


申込金、預かり金はキャンセルした場合でも全額返金されるからといって、安易な気持ちで入居申込みを行うと、不動産業者や大家さんに迷惑がかかるのでやめましょう。入居申込みは契約の一部だと認識し、社会人として誠意ある行動を取らなければなりません。


もしも申込金、預かり金などが返金がされない場合は、各市区町村の「不動産相談窓口」などに相談しましょう。


 入居申込み時に必要な書類



入居申込者、連帯保証人の「住民票・収入証明書・印鑑証明書」などは基本的に審査が通った後、契約時に必要な書類となりますので、入居申込み時に必要な書類はないことが多いです。


しかし物件(家賃の高いマンションなど)、不動産管理会社によっては「収入証明書」等を入居申込み時に提出するよう義務付けている場合もありますので、その場合は提出しなければ審査してもらえませんので、事前に契約時に必要な書類は揃えておくとスムーズに「審査⇒契約」が進むと思いますよ。


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